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スターキーから安いお値段の補聴器「Model S(モデル エス)」が新発売

2022年6月30日、補聴器メーカーのスターキーから、お手頃な値段の新シリーズとして「Model S(モデル エス)」が発売されました。
片耳78,000円から両耳でも20万円以内というお値打ちな値段ですが、補聴器を快適に使うための基本機能は過去にないほど充実しています。
補聴器メーカーを多数扱っている補聴器専門店の中でも、トップクラスにコストパフォーマンスの高い器種になります。

「Model S」の特長とおすすめポイント

近年、スターキーから発売されている補聴器の多くは、人の声を聞くこと以外の様々な機能が搭載されてきました。
補聴器を使いながら身体の健康スコアを測る機能、音声翻訳の機能、万が一転んだときに家族へ転倒通知をする機能など、実にさまざまな機能が搭載されています。

もっと補聴器をシンプルに、出来るだけ安く、簡単に使いたい。今回発売された「Model S」は、そんな方におすすめです。

こんな方におススメ!
  • シンプルな機能があれば十分な人
  • なるべく補聴器の購入価格を抑えたい方
  • 補聴器の電池交換は自分で出来るから、充電式でなくて良い。

「Model S」に搭載されている機能

Model Sは、値段を抑えた補聴器でありながら、ある程度細かく調整できるチャンネル数、ピーピー音を抑えるハウリング抑制などが搭載されています。

●会話強調
屋外などの少し騒がしい場所で、騒音と会話音を分析し、騒音を抑えて言葉を聞きやすくします。

●衝撃音抑制【ここがポイント!】
食器の音やドアがバタンとしまる音など、突然聞こえる不快な音を抑える機能です。2022年6月現在、本機能を搭載したモデルとしては、全ての補聴器メーカーでModel Sが最安値です。

●機械音抑制
工事現場の音など、機械的で大きな音が鳴っている場所で、その音を抑えて快適にします。

●追従型指向性
周りの雑音の方向に応じて後方や左右の音を抑え、主に前方の人の声を聞きやすくします。

2つのグレードから選べます

Model Sには「S3」「S2」の2つのグレードがあります。
「S3」には、聞こえの補助機能が多く搭載されており、少し騒がしい場所でも快適に使いやすくなります。

Model S
機能 S3 S2
チャンネル数 16ch 12ch
会話強調
衝撃音抑制
機械音抑制 ×
追従型指向性 〇(16ch) △(12ch)
修理保証 2年 2年
片耳のお値段 98,000円 78,000円
両耳のお値段 196,000円 156,000円

スターキーの最新ワイヤレス機器と組み合わせれば、さらに便利!

Model Sは、スターキー社から販売されているワイヤレスアクセサリーにも接続可能です。
特に人気のワイヤレスアクセサリーをご紹介します。

●TVストリーマー
TVストリーマーは、TVの音声を直接補聴器に届け、ご自分の好きな音量で聞くことができます。一緒に見ているご家族に気兼ねすることがありません。TVのスピーカーを通すよりもはっきり聞こえるので、よりテレビを楽しめるようになります。

TVストリーマー

33,000円(税込)

●Thriveリモコン
Thriveリモコンは、補聴器の音量や音質をワンタッチで変えることができる機器です。補聴器本体のボタンでも音量変更は可能ですが、ご高齢の方は、リモコンを使った方がわかりやすく、カンタンに操作できます。

Thriveリモコン

22,000円(税込)

Model Sの形とカラー

「Model S」の形状はRICタイプ、BTEタイプの2種類です。カラーはどちらも4色から選べます。形状とカラーの選択肢はS3グレード、S2グレード共通です。

●RICタイプ
Model-S-RIC

RICタイプは小型の耳かけ型補聴器です。耳かけ型補聴器でもできるだけ目立ちにくいものが良い方にはおすすめです。小型ではありますが、軽度から高度の難聴まで、幅広い難聴の方に対応できます。

●BTEタイプ
Model-S-BTE

昔ながらの耳かけ補聴器。以前から耳かけ型を使い慣れている方、小さい補聴器では取り扱いが不安な方におすすめです。軽度〜高度難聴まで対応できます。生活防水IP68を取得しており、RICタイプと比べて水分や粉塵の侵入に強くなっています。

Model Sのご相談はプロショップ大塚へ!

この記事では、値段を抑えた安い補聴器「Model S」をご紹介しました。
スターキージャパンの西村社長にお話しをうかがったら「安くしすぎたかも知れない」と言っていましたから、コストパフォーマンスが非常に高い器種になります。

スターキーは補聴器メーカー世界トップ6グループの一角ですが、他のメーカーと比べると日本進出が遅れており、日本ではスターキーの補聴器を取り扱っているお店がまだ少ないのが現状です。

Model Sについては、ぜひ当社へご相談ください。弊社では補聴器の値段に関わらず、補聴器の性能を最大に引き出し、最善の聞こえを提供するよう補聴器を調整しております。

聞こえのご相談、補聴器の試聴をご希望の方のご来店、お待ちしております。

新製品の充電式耳かけ型補聴器「モア ミニ BTE R」は取り扱いが簡単!

2022年4月14日、オーティコン補聴器の最新シリーズより「オーティコン モア ミニBTE R」が発売されました。
高齢者にも取り扱いしやすいBTEの耳かけ型で、この形状での充電式はオーティコン補聴器としては初めての登場です。
これで主要補聴器メーカー6社すべてから、取り扱いが簡単なBTE充電式の補聴器が出揃いました。小さな機械の取り扱いが得意でない方も、音質の好みに合わせて、お選びいただけます。

最新「モア」シリーズから取り扱いしやすいBTEが登場

オーティコンから2021年に発売され人気を博している「モア(More)」シリーズに「モア ミニ BTE R」が加わりました。

「モア(More)」シリーズの補聴器は、他社とは異なる方式で雑音を抑制し、人の声を拾い上げて増幅する音質に特徴があります。

通常の補聴器であれば、基本的に顔を向けた方向の音声を重点的に拾い、それ以外の方向の音はあまり拾わないようになっています。これに対してオーティコンの補聴器は独自の技術により、360°の音をバランス良く拾うことが特徴です。

すでにモアから小型の「RITE」耳かけ型補聴器が発売されていますが、その小ささゆえに、高齢の方には取り扱いが難しい場合もありました。

そこで今回追加発売されたのは「BTE」というタイプ。耳かけ型補聴器で取り扱いがしやすい標準サイズです。
BTEタイプの耳かけ型補聴器は、小型「RITE」と比べ、指先でも取り扱いがしやすくなるので、耳に補聴器をかけたり外したりすることが簡単になります。

モアについてご紹介しています。


ポンと置くだけ簡単!充電式耳かけ型「ミニBTE R」

miniBTE_R

軽度〜高度難聴に対応。充電器から外すと電源が入り、充電するときも置くだけ簡単です。手動で電源のオンオフをしたいときは、ボタンを長押し。LEDライトがついているので電源のオンオフを目視でも確認できて便利です。


充電器は2種類から選べます。

ご自分の生活スタイルに合わせて、充電器を選択できます。どちらのタイプを選んでも、3.5時間でフル充電でき24時間使用が可能です。

すでに発売されている小型の耳かけ型用(ミニ RITE R)と同じデザインで、置くだけカンタンな仕様です。卓上の充電式でシンプルなデザインが好評です。

モア_ミニRITE_R卓上充電器

卓上型充電器 33,000円(税込)



もう一種類は「スマートチャージャー」。持ち運ぶことができて、内蔵充電池で3回分のフル充電が可能。さらに充電しながら、乾燥できる機能もついています。

モア_ミニRITE_Rスマートチャージャー

スマートチャージャー 44,000円(税込)※6月1日(水)発売予定です


従来通りの電池式「ミニBTE T」もあります

miniBTE_T_DiamondBlack_

電池交換式で慣れている方にも安心。電池式は312電池使用。電池寿命は75~80時間です。長時間装用する方やアプリやストリーミング機能を頻繁に使いたい方は充電式の方がおすすめです。


【NEW】ハンズフリー通話が可能になりました

iPhoneユーザーの方には便利なハンズフリー通話ができるようになりました。
これまでも補聴器に直接通話の音声が入るストリーミング機能はありました。Bluetoothと接続中、着信があると補聴器に直接、着信音が入り、通話の音声も補聴器で直接聞くことができます。しかし、これまでは自分の声を拾うのはスマホのマイクでした。そのため、スマホのマイクに自分の声を近づけながら話す必要がありました。

今回から可能になったハンズフリー通話は、自分の声を補聴器のマイクが拾ってくれますので、スマホを近くに置いておけば、スマホを手に持たなくても着信も通話も可能です。ハンズフリー通話となると、自分が少しにぎやかな場所で話すと、その周囲の音もマイクが拾ってしまい、相手側が聞こえにくくなってしまうという心配もあります。
しかし、モアはこの時に周囲の雑音の除去をして最適な音質にしてくれるので、電話の相手側にも快適に聞きやすくなっています。

※モアと接続してハンズフリー会話するには、iPhone11以降・iOS15.2以上が必要です(Androidスマホではハンズフリー不可)。

選べる3グレード

モアには3つグレードがあります。上から、モア1,モア2,モア3です。
価格に比例して性能が変わります。
More機能表

価格はオープン価格になっていますので、店頭にてご確認ください。


選べるカラーは8色

Oticon_Moreカラー

※カラー見本の形状はミニRITEです

カラーは8色から選べます。好みの色や髪の毛や肌の色に合わせることも。他メーカーではあまり見かけないピンクもあります。


主要6社すべてのBTE充電式補聴器が揃いました。音質でお選びいただけます。

これまでノーマルサイズの耳かけ型補聴器は、一般的なワイヤレスイヤホンなどと比べても充電タイプの登場が遅れていました。

世界シェア大手の6社のうち、最初にBTE充電式を発売したのがフォナック、次にシグニア、スターキー、ワイデックス、GNヒアリング、そして今回オーティコンから新たに発売された「モア ミニ BTE R」で、6社すべてのBTE充電式が揃いました。

BTE充電式は、高齢のお客様にとって、もっとも取り扱いに不安や面倒が少ない補聴器の一つです。

取り扱いの簡単さを優先したい方におすすめです

数年前は取り扱いが簡単な補聴器というと、フォナックやシグニアしか選べませんでしたが、そうなると一部のお客様にとっては「音質は他のメーカーの補聴器が好みだけど、取り扱いは〇〇が良い」などということが起こっていました。

ついに6社すべてからBTE充電式が出揃ったことで、取り扱いに不安を感じる方でも、好みの音質や機能で補聴器をお選びいただけるようになりました。

補聴器の音質は、良し悪しではなく、メーカーそれぞれに個性があります。自分に合った補聴器を探すことで、長く使い続けられる補聴器が見つかります。

補聴器メーカーの音質の聞き比べ体験にご興味ありましたら、こちらの無料試聴サービスをご利用ください。

リサウンドから待望の充電式耳かけ型補聴器「リサウンド・ワン BTE」が新発売!

耳に着けやすいリサウンドの耳かけ型補聴器

2022年4月15日、デンマークの補聴器メーカー「GNヒアリング」から、最新シリーズ「リサウンド・ワン BTE」充電式耳かけ型補聴器が発売されます。
高齢者にも扱いやすいデザインでありながら、iPhoneと連携したハンズフリー通話機能など、便利な機能も多く搭載しています。
取り扱いのしやすさと機能性を併せ持った補聴器が登場しました。

高齢の方でも取り扱いしやすい、リサウンドの耳かけ型充電式「リサウンド・ワン BTE」

リサウンド・ワン充電器

今回発売したのは「リサウンド・ワン BTE」という補聴器です。「BTE」というタイプは、耳かけ型の中でも比較的大きめのタイプです。
すでにリサウンドからは、小型タイプの充電式耳かけ型補聴器が発売されていますが、その小ささゆえに、高齢の方には取り扱いが難しい場合がありました。

BTEタイプの耳かけ型補聴器は、小型タイプと比べ、補聴器を指でつまみやすくなり、耳に補聴器をかける動作と、耳の穴に補聴器の耳せんを入れる動作が一段と楽になります。

また補聴器を充電器にセットする操作もカンタンです。高齢の方でも毎日確実に充電できます。

  • 特に手先が不自由な方や、ひじが肩まで上がらない高齢の方の場合、補聴器に付属する既製耳せんでは装着がしづらいことがあります。その際には、オーダーメイド耳せん「イヤモールド」を作製すると、上記のような方でも着けやすくなります。


【新機能】電話も補聴器を使ってスマートに!ハンズフリー通話機能

従来、耳かけ型の補聴器を使っている方が、電話を使うときには取り扱いが難しい場面がありました。

耳かけ型の補聴器は、そのマイクが耳の上にあるため、受話器のスピーカー部分を耳の穴ではなく、補聴器のマイク位置へ当てる必要があったのです。

耳かけ型は受話器を耳の上に斜めに当てる

今回、リサウンドとしては初めて、補聴器に「ハンズフリー通話機能」が搭載されました。

iPhoneと補聴器をBluetoothで接続しておくことで、電話が着信すると、呼び出し音が補聴器から聞こえてきます。
通話が始まると相手の声は、iPhoneのスピーカーではなく、補聴器から聞こえてきますし、自分の声はiPhoneのマイクではなく補聴器のマイクが拾ってくれます。

補聴器を耳に着けっぱなしにしておくだけで、今まで通りにiPhoneを操作すれば、補聴器から直接相手の声が聞こえるようになり、また通話相手に自分の音声をクリアに届けることが出来るようになりました。

※リサウンド・ワン BTEと接続してハンズフリー会話するには、iPhone11以降・iOS15.3以上が必要です(Androidスマホではハンズフリー不可)。
※先行発売されているリサウンド・ワン RIC、リサウンド・ワン マリーでも、補聴器のアップデートによってハンズフリー機能が使えるようになります。

プロショップ大塚の全店でリサウンド・ワンBTEの試聴サービスを実施中です。気になった方はお気軽に無料で試聴いただけます。

リサウンドの「オーガニックヒアリング」を受け継いだ、リサウンド・ワン BTEの音質

リサウンドの補聴器は「オーガニックヒアリング(自然な聞き心地)」という思想に基づいて設計されています。
当店の検査機器でリサウンドの補聴器を検証したところ、リサウンドは他のメーカーと比べて、大きい音は大きく、小さい音はほどよい音量になる傾向がありました。

この特徴から、リサウンド補聴器は中耳炎などによる手術経験者や、難聴が始まってからあまり時間が経っていない方におすすめしています。
リサウンド・ワン BTEも、こうした特徴を受け継いだ、独自の音質となっています。

リサウンドの特徴はこちら

リサウンド・ワン BTE充電式は12器種が同時発売

リサウンド・ワン BTEは、4つのグレード(価格帯)それぞれに「77-DWC」「88-DWC」「88-DWHC」という3つのデザインが発売されました。
デザイン・形状の違いについてご紹介します。
リサウンド・ワン、77-DWC、88-DWC、88-DWHC

リサウンド・ワン BTE 77-DWC

RT77-DWC

軽度〜中等度難聴の方向けの補聴器です。3つの形状の中では一番小さくなっています。

3器種共通の特徴として、電源が入っているか分かるLEDライトが付いており、スイッチを操作した時に光ってくれるので、介護する人やお子さんの保護者の方に便利です。

充電の持ち時間は、4時間程度の充電で、連続25時間ほど使用することができます。


リサウンド・ワン BTE 88-DWC

RT88-DWC

中等度〜高度の難聴の方向けの補聴器です。形状は「77-DWC」より少し大きくなり、最大音量も大きくなります。
「88-DWC」には、「77-DWC」についているボタンに加え、ボリュームボタンがついています。使う場所や場面に合わせて音量をすばやく調整できます。

充電の持ち時間は、4時間程度の充電で、連続23時間ほど使用することができます。


リサウンド・ワン BTE 88-DWHC

RT88-DWHC
高度~重度難聴向けの補聴器です。形状や大きさは上記の「88-DWC」とほとんど同じです。
上記の「88-DWC」との違いは、耳の上にかかる「フック」という部品です。「88-DWHC」ではメタルフックを採用しているため、最大音量が大きくなっており、一部の重度の難聴にも対応できます。

なお最重度の難聴の場合、この器種でも対応しきれないことがあります。詳しくは当店までご相談ください。聴力測定の上、お耳に合う器種をご提案いたします。

長年使うとバッテリーの持ちが悪くなる!?
  • お客様からよく聞かれるのが「充電式補聴器の電池は、持ちがちょっとずつ悪くなるの?」というご質問です。
  • 充電式の補聴器は、どのメーカーでも、おおむね4年程度で充電池の容量が70~80%になるといわれています。つまり、電池の持ちは、どうしても少しずつ悪くなります。
  • しかし電池の持ちをご心配される方にこそ、リサウンド・ワン BTEはおすすめです。
  • リサウンド・ワン BTEは、もともとの使用時間が23時間以上あるため、容量が70%になったとしても、16時間は連続で使えます。
  • しかもリサウンドの補聴器は、バッテリー交換がお安くなっています。充電の持ちが悪くなってきたら、片耳¥16,000で充電池を交換することができます。
  • 長い期間、安心してお使いいただけるので、当店では自信を持ってお客様におすすめしています。

選べるカラーは9色

どの形状を選んでも、カラーはお好みで次の9色からお選びいただけます。
リサウンド・ワンBTEは画像の9色からお選びいただけます

プロショップ大塚でリサウンド・ワン BTEの音を聞いてみましょう!

リサウンド・ワン BTEは、高齢の方でも使いやすく、iPhoneでよくお電話をするアクティブな方にもオススメの補聴器です。
また、これまでリサウンドが得意としてきた、中耳炎経験者や耳の手術経験者に合う音質を受け継いでいます。

今回紹介した器種は、実際に持ち帰って試聴体験が可能です。

また「試聴するほどじゃないけど、補聴器についてちょっと気になる」というご相談だけの方も大歓迎です。お気軽にご相談ください。

新時代の補聴器、スターキー製「Evolv AI (エボルブ エーアイ)」登場

2022年3月24日、アメリカの補聴器メーカー「スターキー」から新製品「Evolv AI(エボルブ エーアイ)」シリーズ48器種が同時発売されます。よりストレスフリーな補聴器を目指し、withコロナの時代に合った新機能が多く搭載されます。補聴器専門家の視点から、新機能とおすすめの器種を解説します。

進化するストレスフリー補聴器「Evolv AI」

新発売のEvolv AIは10種類のデザインと、それぞれ5つのクラス(価格帯)が同時に発売されます。従来のスターキー補聴器の良いところは残しつつ、革新的な機能を多く搭載しています。

聞こえの改善はもちろん、特にマスクによる不便さの対策、機能と目立たないデザインの両立、遠方のご家族の心配を軽減する通信機能などが追加されました。

世界最小クラスBluetooth対応の耳あな型補聴器

近年では、補聴器を使う方にとって、スマホからの音楽を補聴器で聞くことは一般的になっています。しかし補聴器に通信アンテナを搭載する必要があり、おのずと補聴器のサイズも大きくなるため、目立たないことと音楽や電話を楽しめることの両立は難しい問題でした。

今回、スターキーから初めて発売された、Bluetooth対応のCICサイズのオーダーメイド耳あな型補聴器「Evolv AI CIC 312」は、その小ささが画期的です。

CIC312本体画像、指でつまんでいる画像

「Evolv AI CIC 312」を選べば、ほとんど気づかれないデザインと音楽の聞こえを同時に実現できます。

スターキー社は補聴器を小さく目立たないように作ることに確かな評価があるメーカーであり、今回の新製品のサイズも期待できそうです。

Bluetooth機能と目立たなさの両方をお求めの方には、もっともおすすめの補聴器になります。

マスク時代に完全対応したマスク対策機能

マスク越しの声は聞き取りにくい

私たちの暮らす社会は、コロナウイルスの流行、マスクの使用などにともなって大きく変化しました。

難聴でなくても、マスクやビニールシート越しの聞こえで多くの方が「聞こえづらさ」を実感しています。難聴の方にとっては、マスクをつけた人の声を聞き取ることは、強いストレスを感じ、会話を諦めてしまうことにもつながりかねません。

これまでのスターキー製の補聴器では”マスクモード”が搭載されていました。これは補聴器を使う人が、自分で補聴器のボタンを押すことで、マスクを聞き取るための専用音質に切り替わる機能です。

これに加えて、新製品のEvolv AIでは、雑音がある環境での聞こえも改善する会話強調機能が搭載されました。全器種標準仕様で雑音抑制2dB改善(従来比40%向上)することにより、雑音が多い場所でも、マスク越しの声が聞きやすくなります。

ミドルクラスがより良い聞こえに!エッジモードプラスを1600クラスまで拡大!

AIのイメージ

Evolv AIの内蔵コンピュータは、最初から72兆パターンの音環境を学習済み。
簡単なワンタッチ操作だけで、内蔵コンピュータはユーザーの置かれた音響環境を分析し、72兆パターンの中から最適な音質を予測して、瞬時に調整を切り替えてくれます。

この切り替えにはスマートフォンの操作も不要、お店での調整も一切不要です。ワンタッチすれば、あとは自動でリアルタイムに調整が行われます。

これまでの補聴器でも周りの環境が変わったときには、内部のコンピューターが環境音から、自動的に音質を変更していました。
エッジモードプラスでは、これまでの全自動な環境適応機能に加えて、自分のタイミングで最適な調整を選ぶことができるようになります。

エッジモード+
エッジモード+

なお前シリーズまで、エッジモードが搭載されていたのは最高級の2400クラスだけでした。
今回のEvolv AIシリーズでは2400、2000、1600クラスまで搭載され、手が届きやすい価格帯でも最新機能がご体験いただけるようになりました。

離れたご家族も安心の「転倒通知機能+みまもり機能」

補聴器が転倒を検知すると家族にメッセージが届く様子

「離れた両親の健康が心配だけど感染予防のため会えない」と思っている方は少なくありません。ご両親が心配な方は、ぜひEvolv AIをすすめてあげて下さい。
Evolv AIは、世界で唯一、転倒通知機能とみまもり機能が搭載された補聴器です。

転倒通知機能とは
補聴器を使用中に転倒すると、補聴器内部のセンサーがそれを察知。事前に登録されたご家族のスマホへ、補聴器ユーザーが転倒したことを通知してくれます。

みまもり機能とは
離れたご家族も安心の「転倒通知機能+みまもり機能」
さらに高齢のご両親の健康状態が心配な方には「みまもり機能」が役立ちます。
Evolv AIに内蔵されたセンサーによって、補聴器ユーザーの歩数、総合的な運動量、人と会話した時間、補聴器を使った時間などが、ご本人だけでなく、ご家族のスマホアプリでも見ることができます。

転倒通知機能は、Evolv AIの全価格帯の器種に搭載されています。みまもり機能は1200以上のクラスでご利用いただけます。ご使用者の健康まで、補聴器がチェックしてくれる時代になりました。

※センサー搭載モデルに限ります。非ワイヤレスモデルではご利用できません(IIC,CIC,CIC312)

プロショップ大塚では、Evolv AIの試聴予約を受け付けています。上記で紹介した機能を試したい方は、お気軽にご連絡ください!

Evolv AIのおすすめ補聴器ラインナップ、デザイン・形状・外観(写真付き)

補聴器の器種は、外観デザインと内蔵チップのクラス、2つの組み合わせによって変わります。
今回はデザイン・形状が10種類、5つのクラスが同時に発売されました。

まずはEvolv AI、デザイン・形状について、その特徴とおすすめポイントを解説していきます。

多機能搭載の充電式耳あな型「Evolv AI ITC R 」「Evolv AI ITE R」

Evolv AIの中でも最も多機能なのが充電式耳あな型の「Evolv AI ITC R 」「Evolv AI ITE R」です。今回のEvolv AIでは形状デザインも一新。従来よりも小さく、目立ちにくい形状で作製しやすくなりました。

Evolv AI ITC-R、装用

Evolv AI ITC-R


Evolv AI ITE-R、装用

Evolv AI ITE-R

ITC RとITE Rでは対応できる聴力と、サイズが違います。
軽度難聴の方、なるべく目立たない形状をご希望の方にはITC Rがおすすめです。高度難聴の方や、見た目よりも取り扱いが簡単な補聴器を優先したい方にはITE Rをおすすめします。

業界最小クラス、Bluetooth対応の小型耳あな補聴器「Evolv AI CIC 312」

Evolv AI CIC 312、装用

Evolv AI CIC 312

先に紹介した世界最小クラスのBluetooth対応の耳あな型補聴器はこちらです。
スマホと接続すれば、音楽を補聴器から聴いたり、電話の音声を聞いたりと大活躍。専用のスマホアプリを使って、音質や音量の調整も可能です。
上記のITC R/ITE Rと比べ小さいため、前や後ろから見られてもほとんど気づかれません。

絶対に外から見えない補聴器をお求めの方に! 「Evolv AI IIC」「Evolv AI CIC」

Evolv AI IIC、装用

Evolv AI IIC

Evolv AI Evolv AI CIC-Non-Wireless、装用

Evolv AI CIC

IICサイズは耳あな型補聴器で最も小さい形状です。特にスターキー社の補聴器はまったく目立たないとお客様からも高評価をいただいています。

そこまで小さくなくてもよく、サイズと取り扱いのしやすさを両立したい方には、IICより少し大きいCICサイズもあります。

プロショップ大塚では、オーダーメイド耳あな型補聴器が最大60日間試聴できます。自分だけの補聴器を試したい方は当店にご相談ください。

根強い人気の小型耳かけ型補聴器「Evolv AI RIC R」

Evolv AI RIC-R

Evolv AI RIC-R

充電式の耳かけ型補聴器。耳あな型よりも、耳にかける形状の方が良いという方におすすめのタイプです。オーダーメイドの耳あな型と違い、補聴器店で気軽に試聴できるのも特徴です。
スマートフォンとのBluetooth接続にも対応しています。

なお充電切れが心配な方には、電池交換タイプの「Evolv AI RIC 312」もあります。

高齢の方も取扱いカンタン「Evolv AI BTE R」

Evolv AI BTE-R、装用

充電式の耳かけ型補聴器にはもう一種類あります。「Evolv AI BTE R」は、耳にかける部分が 「RIC R」よりも少し大きくなり、高齢の方でも着け外し、充電などの取扱いが簡単になるのが特徴。こちらもスマートフォンとのBluetooth接続に対応しています。

スタンダード、高度・重度難聴の方も選べる「Evolv AI BTE13」「Evolv AI BTE13 Power Plus」

Evolv AI BTE-13、装用

Evolv AI BTE-13

Evolv AI BTE13 Power Plus、装用

Evolv AI BTE13 Power Plus

BTE13タイプは、上記のBTEタイプと同様の形状で、電池交換式となります。軽度~高度難聴まで幅広く対応します。
高度を超える重度難聴の方には、BTE13 Power Plusがおすすめです。補聴器の設計を見直し、スターキー社が従来出していた重度難聴用モデルよりも、パワーが出せるようになりました。

Evolv AIには5つのクラス、10種類の形状

Evolv AIには5つのクラスがあり、上位クラスの器種ほど、騒音抑制や会話強調などの機能が多く搭載され、賑やかな場所でも聞き取りやすくなります。また、上記で紹介した各種機能の一部も、クラスによって搭載・非搭載が異なります。

Evolv AI_耳あな

Evolv AI 耳あな型クラス・形状別 片耳価格
クラス ITC R、ITE R CIC 312 CIC、IIC
2400(エクスクルーシブ) ¥680,000 ¥670,000 ¥650,000
2000(プレミアム) ¥440,000 ¥430,000 ¥410,000
1600(スタンダード) ¥320,000 ¥310,000 ¥290,000
1200(ベーシック) ¥240,000 ¥230,000 ¥210,000
1000(エコノミー) ¥200,000 ¥190,000 ¥170,000
ITC R、ITE Rは別途充電器が必要。IICタイプの補聴器は、1200、1000クラスは未発売です。
※2022年8月価格改定しました。

Evolv-AI_耳かけ

Evolv AI RIC クラス・形状別 片耳価格
クラス RIC-R RIC 312
2400(エクスクルーシブ) ¥670,000 ¥650,000
2000(プレミアム) ¥430,000 ¥410,000
1600(スタンダード) ¥310,000 ¥290,000
1200(ベーシック) ¥230,000 ¥210,000
1000(エコノミー) ¥190,000 ¥170,000
※RIC-Rは別途充電器が必要です。
2022年8月価格改定しました。


Evolv AI BTE クラス・形状別 片耳価格
クラス BTE R BTE 13、BTE 13Power Plus
2400(エクスクルーシブ) ¥670,000 ¥650,000
2000(プレミアム) ¥430,000 ¥410,000
1600(スタンダード) ¥310,000 ¥290,000
1200(ベーシック) ¥230,000 ¥210,000
1000(エコノミー) ¥190,000 ¥170,000
※BTE-Rは別途充電器が必要です。
2022年8月価格改定しました。



※ 耳かけ・耳あなともに、充電器は別売です。充電器には2種類あり、持ち運び充電ができるタイプ(¥17,600税込)とコードに常に接続して充電するタイプ(¥11,000税込)があります。

プロショップ大塚でEvolv AIの試聴体験ができます

スターキー社は、以前から補聴器の常識を変える製品を発売してきました。今回の「Evolv AI」は、withコロナの時代に対応した製品となっています。
さらにスターキーの特徴である、子音をはっきり強調する音質と、オーダーメイドの品質の良さも受け継いでいます。

Evolv AIは最先端の補聴器を体験してみたい方、充電式の耳あな型補聴器が欲しい方、目立たないけれど高機能な補聴器を使ってみたい方におすすめです。

試聴サービスについてはこちらをご覧ください

聴力強化イヤホン「Jabra Enhance」登場!補聴器とは違う新しい選択肢

2022年2月25日、業務用ヘッドセット分野における世界シェアNO.1のJabraから、新製品「Jabra Enhance(ジャブラ エンハンス)」が発売されます。

業務用のヘッドセットや補聴器で培われた高度な技術が搭載された新時代のイヤホンです。

優れた音質で音楽と電話に使えるだけでなく、対面での会話を助ける聴力強化機能が搭載されています。
Jabra-Enhance

音響機器メーカー Jabraってどんな会社?

Jabra_GN_ロゴ
Jabraはヘッドセットやワイヤレスイヤホンで知られるデンマークの音響機器メーカーです。

日本では、まだあまり知られていませんが
・業務用ヘッドセット世界シェア1位
・Bluetoothヘッドセット世界シェア1位
・器種別ワイヤレスイヤホン単体の出荷台数、世界シェア2位(2019年当時、ちなみに1位はApple)

上記のほか、世界大手の補聴器メーカー「リサウンド」と同じ、GNグループです。

Jabraとリサウンドは、その協力関係によって、雑音を抑制する技術や特許は共有して使えるようです。

気持ちよく使用できるシンプル&スタイリッシュな北欧デザインが特徴です。

余談ですが、弊社代表の大塚は昔からJabraのワイヤレスイヤホンを愛用しています。当社の社内会議で使われるヘッドセットも、その多くがJabra製品です。

聴力強化ワイヤレスイヤホン「Jabra Enhance」の機能

Jabra Enhanceは優れた音質のワイヤレスイヤホンとして、スマホと接続して普通に使うことができます。

音楽や動画をストリーミング再生している時には、ノイズキャンセリングが働きます。
たとえば電車に乗っているときでも周りの雑音を抑えて、キレイな音質で音楽や動画を楽しむことができます。雑音に邪魔されませんから、その分、動画のセリフもハッキリします。

ここまでは、過去に発売されたイヤホンにも搭載されていた機能です。

Jabra Enhanceの最大の特徴は補聴器としても使える聴力強化の機能です。

聴力強化とは?補聴器とどう違うの?

Jabra Enhanceの聴力強化機能は、人と会って会話する時に役立ちます。Jabra Enhanceを耳につけたまま、聴力強化モードに切り替えると、前にいる人の声が大きく際立って聞こえるようになります。

詳しくは下記の機能が搭載されています。

・ワープコンプレッション
小さい声は大きく、元々大きい音や声は大きくしない機能。元々聞こえている大きな声はそのままに、聞き取りづらい小さな声だけ大きくしてくれます。

・ノイズリダクション
周りの雑音を検知して、自動で抑制する機能。
ノイズリダクションは様々なイヤホンや補聴器に同じ名前で搭載されていますが、その性能はピンからキリまであります。多くの場合、値段に比例するようですが、Jabra Enhanceに搭載されているノイズリダクションは、同じグループ傘下の補聴器メーカー「リサウンド」と共通だそうです。高性能な雑音抑制が期待できます。

・指向性
周りに雑音がある環境で、顔を向けた方向の音や声を集中的に拾う機能。喫茶店やファミレスなど、周りがにぎやかな場所で人と会って会話する時に有効です。

・デジタルフィードバック抑制
古い補聴器をつけている人から「ピーーー!」という甲高い音がしているのを聞いたことがあるでしょうか。これはマイクとスピーカーが接近することで起こってしまうハウリング現象というもの。デジタルフィードバック抑制は、このイヤな音を自動で抑えてくれます。

・スマホアプリによる音質のカスタマイズ
補聴器の場合、お店で聴力測定を受けて、音質を調整してもらうなどの時間がかかります。Jabra Enhanceは、スマホアプリを使うことで、音量音質をご自分で調整していただくことができます。
※iPhoneのみ(iPhone11以降、およびiOS15以降)に対応しています。

Jabra-Enhanceとスマホ

もちろん充実しているワイヤレスイヤホンとしての機能!

優れた音質のワイヤレスイヤホンとして使えることはもちろん、他にも様々な機能が搭載されています。

・充電機能(約2時間でフル充電 最大10時間)

・優れた音質のストリーミング機能

・防塵防滴仕様(IP52準拠)

選べるカラーは2色

Jabra-Enhanceカラー

Jabra-Enhanceカラー

価格は税込89,000円(両耳セット、充電器込み)

少し聞き取りづらくなり始めた方におすすめ

Jabra Enhanceは、一般的なワイヤレスイヤホンと比べると、超高級品の部類に入ります。

しかし本格的な補聴器の価格と比べると、圧倒的にお求めやすい価格です。

当社店舗では最長60分の試聴体験会を実施予定

プロショップ大塚でJabra Enhanceをお試しできます。
実際に手に取って、ご自分の耳で体験してみて下さい。
数に限りがありますので、体験希望の方はご予約をお願いします。

補聴器の検討をはじめたら
読んでください。

補聴器の形状によるメリットデメリット、色々な機能、補聴器の選び方など、買う前に知っておきたい情報を載せています。

補聴器購入ガイド:補聴器を考え始めたばかりの人へ

イヤホン型補聴器「Signia Active Pro/Active」が新登場!

2021年7月20日、補聴器メーカーSigniaより、新製品「Signia Active Pro」「Signia Active」が発売されました。これまでの補聴器とまったく異なるデザインになり、ワイヤレスイヤホンのような見た目です。

本格補聴器メーカーの製品としては、初めて充電式のレディメイド補聴器。

オーダーメイド補聴器とは異なり、販売店に在庫があれば、すぐに聞こえ方を体験することができます。

音質を決定する内蔵のデジタルアンプは、シグニアの最新Xperience(エクスペリエンス)チップを搭載。高機能で音質にも優れています。

補聴器が初めての方、比較的に若い方へおすすめ

Signia Activeは、聞こえづらさを少しだけ感じ始めたばかりの軽度難聴の方におすすめです。

まだ補聴器を使った経験のない方は、見た目を気にされて補聴器を使い始めることが遅れ、中等度の難聴まで聞こえを放置してしまうことがあります。

Signia Activeは、最近流行りのワイヤレスイヤホンと比べても、おしゃれなデザインだと思います。

身に着けるもののクオリティにこだわる方にも、ご満足いただけるはずです。

Signia Activeを装用

Signia独自の耳にフィットする耳せん

耳の穴の中は、人体の中でも特にデリケートな部分です。

イヤホンも補聴器も、耳せんの形状が一人ひとりの耳に合っていることはとても大切。また柔らかさにも好みがあり、これらがフィットしている時、長時間、耳に着けていてもストレスを感じない補聴器になります。

Signia Activeでは選べる耳せんが4サイズ×2種類あります。あなたの耳に合った、耳せんをお選びいただけます。

シグニア独自の8種類の耳せん

日本人の耳の形に合うよう、縦型の楕円形のデザインと、空気が通るベントによって、快適な着け心地を実現しています。

なお音質と着け心地を両立した、ベストな耳せんを自分で選ぶのは、なかなか難しいものです。耳せん選びについては、補聴器専門店プロショップ大塚にご相談ください。

大事なのは言葉の聞こえ、超広角センサーでいつでも快適

補聴器で大切なことは、聞き取りたい場面で、聞きたい言葉が聞こえることです。

Signia Activeは、通信販売と異なり、耳鼻咽喉科もしくは補聴器店で聴力測定を行い、聴力に合わせた音質の調整を行った上で販売される商品です。通信販売とは異なり、一人ひとりの耳の状態に合わせて調整します。

さらにシグニアの最新チップXperienceに搭載している超広角のセンサーが、360°の音を分析し、雑音を抑え、会話をより聞きやすくします。
私たち補聴器専門家の技術と、補聴器メーカーSigniaのテクノロジー、両面から聞こえを改善します。

手のひらサイズのポータブル充電ケース

Active両耳と充電ケースのイメージ

Signia Active の充電ケースは、手のひらサイズでポケットに収まります。充電は、4時間でフル充電、26時間分使用出来ます。面倒な電池交換や、電池が途中で切れてしまう心配がありません。
また充電ケースは蓄電機能付き。充電ケースがあれば、3回分をフル充電出来ます。出張や小旅行の際にも便利です。

選べる2つのグレード

Signia Activeには、より高機能が搭載されているSignia Active Proと、基本的な機能が搭載されているSignia Activeの2つのグレードがあります。

より豊かな音色で聞きたい、騒がしい場所や反響するような場所でも快適に会話を楽しみたい方は、Signia Active Proがおすすめです。

どちらもオープン価格です。詳しくは店頭にお問い合わせください。

Bluetooth搭載だからワイヤレスイヤホンにもなります

Signia Active はBluetoothが搭載されています。
iPhoneなら通話や音楽・動画の音声を直接、Signia Activeで聞くことが出来ます。
androidの場合は、別売りのStreamLine Micと組み合わせることで、ストリーミング再生をお楽しみいただけます。

スマートフォン接続用周辺機器StreamLine-Mic

StreamLine Mic ¥55,000(税込)

選べるカラーバリエーション

Activeホワイト_ローズゴールド、ブラックシルバー

「Silk X」登場!すぐ体験できる超小型の耳あな型補聴器!

2021年6月15日、補聴器メーカーSigniaより、新製品「Silk X」が発表されました。
内部に最新「Xperience(エクスペリエンス)チップ」を搭載し、雑音抑制や音質に優れています。

SilkX

オーダーメイドではない超小型耳あな型補聴器

これまで耳あな型の補聴器は、2種類しかありませんでした。

通信販売などで流通している低価格、低機能な既製品の耳あな型補聴器。これは見た目に大きく、外から見えるサイズになることがほとんどです。

補聴器専門店などでオーダーメイドする補聴器。これはサイズは要望によって大きくも小さくも作ることが出来ます。しかしオーダーメイドですから、安くはなく、試聴も普通は出来ません。

今回、新製品として登場した「Silk X」は、これまでに無かった極小サイズの耳あな型補聴器です。
既製品でありながら、耳に着けた時に、外から目立つことがありません。

Silk-Xの装用イメージ,手に持ったイメージ

試聴・体験で、すぐに聞こえを確認

オーダーメイドではなくなったことで、補聴器を検討される方にとっては、耳あな型の補聴器をスムーズに試聴・体験できるようになりました。

従来のオーダーメイド補聴器では、注文して耳型を採取し、制作するのに10日~14日ほどの時間が必要でした。注文しないと聞こえの確認が出来なかったのです。

Silk Xは「補聴器を試したい」「ちょっとだけ興味がある」というお客様のご要望に、すぐにお応えできるようになりました。

軽い着け心地

軽い難聴の方が補聴器を初めて耳に着ける場合、これまでは「自分で自分の声がこもって気になる」という問題が一部にありました。

Silk Xでは、お客様の耳の大きさに合わせて、耳せんパーツ8種類をご用意しています。

シグニア耳せん

2種4サイズから選びます。

日本人の耳の形に合うよう、縦型の楕円形のデザインと、空気が通るベントによって、快適な着け心地を実現しています。

通販補聴器とSilk Xの違い

「Silk X」は通信販売と異なり、耳鼻咽喉科もしくは補聴器店で聴力測定を行い、聴力に合わせた音質の調整を行った上で販売される商品です。

聴力測定および音質調整を行わない販売は行っていません。

通信販売とは異なり、お客様の耳の状態に合わせた状態でご利用いただけます。

私たちプロショップ大塚では、認定補聴器技能者が聴力測定を行い、納品時に音質を調整いたします。

Silk Xをオススメするお客様(対応聴力)

Silk Xは、主に補聴器を使ってこなかった方、補聴器を使おうか迷っている方に、とくにおすすめです。

なお軽い難聴専用に開発されているため、中等度以上の難聴の場合、Silk Xはお使いいただけません。

Silk Xが合っているか否かの判断するためには、まずご来店いただき聴力測定をお受け下さい。

会議から家族の団らんまで!便利なロジャーセレクトiN

ロジャーセレクトiNは、話し手の声を無線で直接補聴器に飛ばしてくれるワイヤレスマイク(送信機)です。フォナック製の補聴器、パラダイスシリーズまたはマーベルシリーズと組み合わせて使う事で、雑音がある環境での聞こえや離れた人の声の聞こえを改善します。特に、補聴器だけでは言葉が聞き取りにくい場面の会話に役立ちます。

ロジャーセレクトiNは、話し手の声を拾う送信機

ロジャーシリーズは、補聴器と組み合わせて使う事で、周りに雑音があっても離れていても、相手の声がクリアに聞こえるようにする無線マイク送信機と受信機で構成されるシステムです。

ロジャーセレクトiN(送信機)は、ロジャーシステムの最新モデルとして、2020年1月に発売されました。

ロジャーセレクトiN

画像はフォナックのホームページより引用

旧来のロジャー製品では、音を聞き取る難聴者は補聴器本体だけでなく受信機も用意する必要がありました。
ロジャーセレクトiNは、最新の補聴器と組み合わせることで受信機が不要になりました。(ロジャーシリーズ初!)

この他にも従来のロジャー製品と比べて使い勝手で大きく改善されています。

もちろん音質の良さはそのままに、グループでの会話やにぎやかな場所での会話など、補聴器を使っても聞き取りにくい場面で活躍します。

ロジャーセレクトiNとオーデオP-R

ロジャーセレクトiNとオーデオP-R


2019年発売の補聴器マーベルシリーズと、2020年発売のパラダイスシリーズでは、補聴器本体の中に「受信機能」を内蔵。これら最新の補聴器とロジャーセレクトiNを組み合わせることで、受信機が不要になったのです。

※補聴器側の受信機能は、初期設定ではOFFになっています。
ロジャーセレクトiNとマーベルもしくはパラダイスを組み合わせて使う場合、補聴器側で受信機能を有効化する設定が必要です。この作業はロジャーセレクトiNの試聴または購入時に、販売店で行います。

ロジャーセレクトiNは、聞きたかった場面で聞こえが向上!

ロジャーセレクトiNは補聴器だけでは聞き取りにくい環境で役に立ちます。
特に役立つ場面をご紹介します。

人が多い場所、仕事の打ち合わせや家族の集まり

複数人で会話をするときは、テーブルの中央にロジャーセレクトiNを置くと、全員の声がバランスよく聞こえます。
補聴器だけで聞き取ろうとすると、近くの人や大きな声は聞こえても、離れた人の言葉が分からない場合があります。

マルチビームテクノロジー

ロジャーセレクトiNには6方向の指向性マイクがあり、話している人の声を360度からビームのように捉えます。
さらにこのとき、会話と騒音の比率を瞬時に解析し、周囲の雑音を抑えるので補聴器に届いた声が聞き取りやすくなります。

特定の場所にいる人の声を聞きたい場合は、ロジャーセレクトiNを指先で軽くタップすると、触った方向の声を集中して拾うことができます。
声の小さな高齢者や、会議で上司の言葉を聞きたい時に便利です。

ロジャーセレクトiNのセレクトキーをタップする

ここがポイント!

ロジャーセレクトを使うと、騒音下での言葉の理解度(語音明瞭度)が、補聴器だけで聞くより最大61%改善されたという研究結果があります。お仕事で会議中の会話を重視する方には特におすすめです。

引用元:騒音下でのことばの理解を改善

外出先や自宅でも、聞きたい人の声をさらに聞きやすく。

ロジャーセレクトiNは、1対1の会話でも役立ちます。
少し離れた場所にいながら会話がしたいとき、ロジャーセレクトiNを話し手に直接身に着けてもらうと、近くで話しているときと同じように大きな声が聞こえます。
なおクリップとネックストラップは付属でついてきます。

ロジャーセレクトiNのクリップとネックストラップ

専用のマグネット付きクリップ。ネックストラップの長さは調節可能。

話し手がロジャーセレクトiNを首にかけると、マイクが自動で首かけモードになります。ネックストラップを調整して、話し手の口元から20㎝程度の範囲内に着けてもらいます。

話し手と聞き手は最大で50メートル離れていても言葉が届きます。

ここからはロジャーセレクトiNが役立つ場面をいくつかご紹介します。
◆使用例①職場での会議やプレゼンの発表者の声
プレゼン発表者にロジャーセレクトをつけてもらう

ロジャーセレクトiNは会議やプレゼンなど、仕事の場で活躍します。
ロジャーセレクトiNをメイン司会者やプレゼンの発表者に着けてもらう、または話す場所の近くに置かせてもらう。
また多人数が発言する会議では、自分の席から遠い場所にロジャーセレクトiNを置かせてもらう。

こうすることで、雑音が補聴器のマイクに入ることなく、さらに発表者の声は大きく聞こえるようになります。
会議にも集中しやすくなります。

◆使用例②買い物や銀行でのパーテーション越しの会話
パーテーション越しの会話

コロナ感染予防対策で、どこに行っても飛沫防止のパーテーションが設置されています。お話が必要なときだけ、隙間からロジャーセレクトiNを置かせてもらえば、話し手の声が聞き取りやすくなり、何度も聞き返すことが少なくなります。ソーシャルディスタンスを保ち、大きな声を出せない状況の中、さまざまな場面で役に立っています。

◆使用例③病院での大事な会話
病院での会話

ご高齢の方は、病院への定期的な通院時に活用できます。
診察時の医師からの大事な話や、看護師さんや受付の方とのやり取りにも使います。マスクとパーテーション、さらにはフェイスシールドをされていると相手の声が聞こえにくくお困りの方が多いです。聞こえにくいからと、毎回ご家族についてきてもらうのも気が引けるという方もいらっしゃると思います。ロジャーセレクトiNを使っていただけると、一人での診察でも安心です。

テレビ視聴の音質も大幅改善

ロジャーセレクトiNは、テレビ視聴の音質を改善することにも役立ちます。
付属のドッキングステーションとテレビをケーブルでつなぎ、ロジャーセレクトiNをセット。これだけでテレビの音声が、テレビのスピーカーを通さずに補聴器に届きます。しかもこの音は、周りの方には聞こえないので、ご家族に音がうるさくなるなどの影響もありません。

ロジャーセレクトとドッキングステーション

従来品のロジャーよりトータルコストが安い

先にも書いた通り、ロジャーセレクトiNは送信機ですが、受信機を別で購入する必要はありません。
マーベルよりひとつ前に発売されたビロングシリーズと比較してみます。ビロングシリーズの耳かけ型電池式の補聴器「オーデオB30‐312T」と組み合わせて、ロジャーを使う場合は、送信機と受信機が必要となります。

ロジャーセレクトiN金額比較

ビロングシリーズと同じ形状、同グレードで最新のパラダイスシリーズの補聴器は「オーデオP30‐312」です。ロジャーセレクトiNは、カタログではオープン価格となっていますが、プロショップ大塚では11万円(税込)で販売しておりますので、合計額はこの金額で比較しています。比較してみると、送信機と受信機をそれぞれ購入する必要がないので、トータルコストも抑えられ、お得と言えます。

ロジャーセレクトiN

カラーは3色から選べます。

ロジャーセレクトiN対応補聴器

パラダイスシリーズ

ロジャーセレクトiNに対応した、フォナックの最新補聴器パラダイスの解説はこちら
※2021年6月現在パラダイスの耳あな型はまだ発売されていません。

Phonak__RIC_Naida_P-PR

充電式耳かけ型(オーデオP-R,ナイーダP-PR)


パラダイスシリーズ電池式

電池式耳かけ型(オーデオP-312、オーデオP-13T、ナイーダP-UP)

マーベルシリーズ

ロジャーセレクトiNに対応した、フォナックの耳あな型補聴器はマーベルになります。カラーは、黒、ベージュ、赤、青、白、クリアからお選びいただけます。

Virto_M_ITC_312

耳あな型(バートM312)

補聴器の形や着けたときの見た目をご紹介しています。

ロジャーセレクトiNのご試聴

プロショップ大塚では、フォナックの最新補聴器パラダイスと合わせて、ロジャーセレクトiNの試聴を無料で体験できます。使い方も簡単なので、若い方はもちろんご高齢の方にも好評です。補聴器だけでは解決できなかった聞こえの困りごとも改善する可能性があります。
ロジャーセレクトiNの試聴ご希望の方はプロショップ大塚へぜひご相談ください。

リサウンドから耳あな型補聴器の新製品クアトロ4が発売!

2020年12月14日にリサウンドより新製品「リサウンド・リンクス クアトロ4」が発売されました。すでに発売されているクアトロシリーズの9、7、5に続き、新たにお求めやすい価格の4グレードが登場。コロナ禍の影響でマスクの邪魔にならない耳あな型補聴器を選ぶ方が増えています。そんな中、よりお値打ちにお買い求めいただけるようになりました。

リサウンド・リンクス クアトロ4の特徴

・全器種ワイヤレス対応

専用のスマホアプリで、ボリュームや音質を変えることが出来ます。

リサウンド・スマート3Dアプリ

リサウンド・スマート3Dアプリ

・ストリーミングが可能な耳あな型

スマホでYouTube視聴やLINE通話する際の音を補聴器に直接届けるストリーミング機能。クアトロシリーズは、耳あな型補聴器としては珍しくストリーミング機能が全器種に搭載。

スマホを使った電話、動画視聴などの音質が画期的に改善します。

なおテレビをストリーミングで聞きたい場合には、別途TVユナイトをご購入いただければ、テレビの音声も補聴器で直接、非常に良い音質で聞くことが出来ます。

TVユナイトⅡ

TVユナイトⅡ 38,500円(税込)

・風切り音抑制機能がついている

屋外で補聴器を着けているとき、不快さの原因になるモノの一つが風の音です。風が補聴器のマイクに当たった時に発生する大きな音は、これまで防ぎにくい雑音の一つでした。
メーカーによっては、上位器種だけ入っていることが多い『風切り音抑制機能』ですが、今回発売されたクアトロ4はお求めやすい価格としては、初めて風切り音抑制機能を搭載しました。

5つのデザイン・形状から選べます

小さなサイズのCICから定番のカナルサイズ、パワーがあるフルサイズまで選べます。
なお価格は、どのデザイン・形状を選んでも同じ値段です。

目立ちにくいCICサイズ

ストリーミング機能付き補聴器としては最小サイズのCIC。目立ちにくくお作りできます。外に出ている半円状のワイヤがアンテナ部分、頑丈で壊れにくい設計になっています。

RE4CIC-W

リサウンドだけの外マイクの耳あな型

補聴器から出ているワイヤーの先端にあるのがマイク部分。GNリサウンドだけのオリジナルなデザインです。マイクが耳の軟骨の間に隠れるため、ハウリングが少なく、風の音が入りにくいのが特徴です。スポーツを楽しむ方におすすめです。

クアトロ4CIC外マイク型

軽度難聴におすすめのダブルエア型

耳の穴を密閉せず、着け心地が軽いダブルエア型。耳に装着した時の見た目は変わりませんが、その着け心地は既存の補聴器と比べ、自分の声が自然で、耳への圧迫も感じません。

クアトロ4ダブルエア

スタンダードなカナルサイズの耳あな型

軽度難聴から高度難聴までお使いいただけるもっともスタンダードな耳あな型のデザインです。

クアトロ4カナル

スタンダードなフルサイズの耳あな型

一般的には高度難聴以上の方がお選びすることが多い大きいサイズの耳あな型補聴器。使える電池のサイズを大きくできるので、電池が長持ちします。

クアトロ4カナルITE

耳あな型クアトロ4は片耳170,000円、両耳340,000円

9(プレミアム) 7(ハイグレード) 5(スタンダード) NEW! 4(ベーシック)
両耳価格 ¥1,040,000 ¥680,000 ¥460,000 ¥340,000
片耳価格 ¥520,000 ¥340,000 ¥230,000 ¥170,000

補聴器の形が耳に合わなくなった場合、2年間は無償で再作できます。
自然故障の保証は2年間です。

9(プレミアム) 7(ハイグレード) 5(スタンダード) NEW! 4(ベーシック)
紛失保証 2年2回 2年1回 1年1回 なし
再作保証 ずっと ずっと 2年間 2年間
故障保証 2年間 2年間 2年間 2年間

※修理対応期間終了まで

プロショップ大塚では、購入から90日以内なら返品出来ます

「耳あな型補聴器を試してみたい」という方に安心の90日以内は返品が出来るサービスをご利用ください。

また、プロショップ大塚は全店舗で3Dスキャナーで耳型がとれるオトスキャンを導入しております。3Dスキャナーで正確、安全にお客様へご負担がなく耳型をお取りできます。
耳あな型補聴器が気になる方は、プロショップ大塚までお問い合わせ下さい。

フォナックの新製品オーデオ パラダイス登場!

2020年12月、補聴器メーカーのフォナックから新製品「オーデオ パラダイス」が発売されました。マスクでの会話や小さな声の聞き取りを助ける新機能が搭載されたほか、コロナ禍での生活・仕事を助けてくれる様々な改善が行われています。

プロショップ大塚では新製品パラダイスの試聴・貸し出しを始めました。新製品のため、試聴器の数に限りがございます。試聴ご希望の方は、お早めにご予約下さい。

騒がしい場所でも聞き取りやすいダイナミックノイズキャンセル機能<new!>

ダイナミックノイズキャンセル

パラダイスに新搭載のダイナミックノイズキャンセル機能は、全自動で騒がしい場所の言葉の聞き取りを助ける機能です。
過去の補聴器にも、騒がしい場所の言葉の聞き取りを助ける機能は様々ありましたが、ダイナミックノイズキャンセルは、過去の機能の欠点を克服しました。
既存の雑音抑制機能は、雑音を抑制する際、同時に人の声も抑制してしまっていました。また人の声だけを際立たせる指向性マイクは、顔を向けている方向の声を拾う事には効果的でしたが、雑音がある場所で横や後ろから声をかけられた時には意味がありませんでした。

パラダイスで新たに搭載されたダイナミックノイズキャンセルは、補聴器内部のモーションセンサーによって、周りの音環境に加えて本人の動作を感知。雑音の発生している周波数や方向の両方を見つけて、自動で必要な場面を選んで鋭角な指向性マイク機能が働きます。

顔を向けている正面はもちろん、横や後ろから話しかけられても、そちらの方向の声をしっかりと残してくれます。結果、騒がしい場所で急に声をかけられたときの言葉の聞き取りを、今まで以上に助けてくれます。
具体的には居酒屋のカウンターにお友達と並んで座る方は、レストランに4,5人で集まったときの会話で、今まで以上に快適におしゃべりが楽しめるでしょう。

さらに付け加えると、ダイナミックノイズキャンセルによって言葉を聞き取るときの精神的な負担が軽減されると明らかになりました。つまりパラダイスは従来の補聴器よりも「使っていて疲れにくい」ということです(フォナックの調査によるものです)。

参考URL:Phonak Audéo Paradise https://audiologyfortmac.com/ossicle-virtual-clinic/selection/paradise.pdf

小さな声を聞き取りやすくするスピーチエンハンサー<new!>

現在、コロナウイルスの感染予防習慣として、ソーシャルディスタンスが定着しています。
親しい人と話すときも、ある程度距離を取って話すようになりました。話し相手との距離が離れると、当然言葉は聞き取りにくくなりますが、以前のように聞こえないからといって、相手に近づき話を聞くことはできません。

オーデオ パラダイスで新開発されたスピーチエンハンサー機能は、小さな声、すなわち少し離れた声の聞き取りを助けます。
パラダイスで新搭載された高性能チップが、小さい声を従来よりも大きく増幅。会話の邪魔になるエアコンの音、物がぶつかる音などの増幅は抑えます。

スピーチエンハンサー機能は、マスクによって減衰された声も増幅してくれるため、マスクをしている相手と話す際にも役立ちます。まさに新しい生活様式に対応した新機能といえるでしょう。

モーションセンサーヒアリング機能<new!>

耳の良い人は、周りの環境を認識すると、自然に聞きたい音や声を聞き分けることができます。しかし難聴によって聞き取れない音が増えてくると「言葉や音の聞き分け」が難しくなります。難聴者の聞き分けの力を助けてくれるのが、パラダイスのモーションセンサーヒアリングです。

基本的に従来の補聴器は、周りの環境を「静か」か「騒がしい」かの2つに分け、言葉の聞き分けがしやすいよう周囲の音を調整していました。しかし、私達の周りの音環境は、2つには分けられないほど、多様で複雑です。

パラダイスに新搭載されたモーションセンサーは、補聴器を着けている人が止まっているのか、歩いているのかを感知。止まっている場合と歩いている場合とで、音を拾うマイクの動作方向を変化させます。

立ち止まって正面の人と話している様子

止まっている場合には、人と向かい合って会話していると認識。正面方向の音だけを拾うように、パラダイスのマイクが動作します。

モーションセンサー並んでいるとき
歩いているときには、一人で歩いているか、誰かと並んで話していると認識。360度方向の音を拾うように動作するので、並んで話している相手の声も補聴器のマイクが拾います。また自転車や車の走行音など、事故に合わないよう最低限は聞こえてほしい周囲の音が、大きすぎない音量で耳に入ってきます。

スマホ、パソコンとのストリーミングは登録8台、同時接続2台!

現在スマホが普及し、LINEで顔を見ながら話すビデオ通話やYouTubeなどの動画サービスの利用が一般的になりました。
しかし難聴だと、これらの聞き取りに困っている方が多いようです。聞き取りにくい一番の理由は、スマホの音質は、どうしても肉声にくらべ劣るという点です。

パラダイスでは、Bluetoothを利用したストリーミング機能を搭載しています。ストリーミングとは、スマホやパソコンで再生した音を高音質で補聴器から聞く機能です。
最近各メーカーからBluetooth対応の補聴器が発売されていますが、スマホ側の器種を限定するなど、使い勝手に欠点がありました。

オーデオ パラダイスは、Made For All(MFA)補聴器として開発されたため、Bluetooth搭載の全ての機器からストリーミング可能。iPhone、Android、どちらのスマホでも使えます。スマホだけでなく、パソコンやテレビとも接続可能なので、zoomなどのビデオ会議の音声を補聴器から聞けます。もちろんテレビと接続し、テレビのセリフを聞き取りやすくすることも可能です。

パソコンなどが詳しい方向けの話になりますが、複数のスマホやパソコンを持っている方の場合、これまでの補聴器では複数の機器とペアリング設定すると誤動作することがありました。パラダイスは、この点を大幅に改善し、ペアリング登録8台、同時接続2台のBluetooth機能を実現しています。Bluetoothを複数の機器で使用している方の使い勝手が大きく向上しました。

スマホ、パソコン、TVからストリーミングできる

音楽やYouTubeなどの動画サービスも、補聴器から高音質で視聴できます。

電話も便利に。ハンズフリー通話&タップコントロール!

オーデオ パラダイスでは、ストリーミングを利用したハンズフリー通話ができます。
ダブルタップでハンズフリー通話

スマホとパラダイスをBluetooth接続した状態で電話がかかってくると、着信音がパラダイスから聞こえます。電話に出る時は、下の動画のように、耳の上部をダブルタップするだけです。たとえばスマホをポケットに入れたままでも通話ができます。

ハンズフリー通話のため、自分が話した声は補聴器のマイクが拾います。スマホのマイクを手に持ったり近づける必要はなく、完全ハンズフリーの状態で通話できるのは、パラダイスならではの特徴です。

自宅で専門家のサポートが受けられる遠隔調整

遠隔調整

専門家による補聴器の微調整は、耳に合った補聴器を作るために欠かせません。従来は、お客様が「食器の音がうるさいので少しだけ抑えてほしい」とか「言葉の聞こえが悪い」と感じる場合には、補聴器店や医療機関に来ていただき、店頭の設備を使って調整をする必要がありました。

現在コロナウイルスの流行のため、外出を自粛している人が多いと思います。特に高齢の方は、感染した場合のリスクを考えて「補聴器を調整してほしいけど、外に出るのが怖いからやめておこう」と考える方も少なくないと思います。

オーデオ パラダイスでは、専用のアプリを使用することで、自宅にいながら専門家の調整、カウンセリングが受けられる遠隔調整が利用可能になりました。ビデオ会議のような形で、専門家とリアルタイムでやり取りしながら、調整を受けることができます。

パラダイスによる遠隔調整では、簡易的な聴力測定と、音量・音質の調整が受けられます。
遠隔では行えない、防音室での聴力測定、オーダーメイド補聴器作成のための耳型採取などは、補聴器販売店に来店していただく必要があります。

オーデオ パラダイスのデザイン・形状は3種類

オーデオパラダイス

今回発売されたオーデオ パラダイスの形は、RICタイプと呼ばれる小型の耳かけ型です。オーデオ パラダイスのRICタイプは、充電式1種類、電池式2種類です。

充電式は1種類

P-R

Audeo_P-R_

電池交換の手間がなく、手軽に使えるので最近人気なのが充電式です。3時間充電で、約18時間利用できます。充電方法は専用の充電器に差し込むだけで簡単。ご高齢の方や手先が不自由な方でも容易に入れられます。

Audeo_P-R

オーデオ パラダイスでは、聞こえの補助機能においても充電式のほうが電池式より充実しています。上記のモーションセンサー機能やタップコントロール機能は、電池式には搭載されていません。

電池交換式は2種類

オーデオ パラダイスでは、電池交換式の場合、搭載されない機能があります。電池交換式に慣れていて、どうしてもこちらが良いという方以外は、充電式がおすすめです。
電池式の利点は、毎日の充電が必要ない、電池が切れたときに替えの電池をもっていればすぐに再起動できるという点です。

P-312

Audeo_P-312

312電池を使用。5日~1週間に1回の電池交換が必要です。今回発売された器種の中でもっとも細身で、長さも短い形状のため、お耳の小さい方や、なるべく目立たない補聴器をご希望の方に向いています。

P-13T

Audeo_P-13T

13電池を使用。1週間~10日に1回の電池交換が必要です。テレコイル(磁気コイル)という特殊な機能が搭載されており、昔からテレコイル機能を使っている人にはおすすめのタイプです。

オーデオ パラダイスには4つのグレード・価格・保証

オーデオ パラダイスには4つのグレード(価格、機能の差)があります。パラダイスの環境認識機能、雑音抑制機能などは、グレードの高さに比例して性能が変わります。

P-R(充電式)
機能 90 70 50 30
ダイナミックノイズキャンセル
スピーチエンハンサー
モーションセンサーヒアリング
Bluetooth対応
タップコントロール
P-312、P-13T(電池式)
機能 90 70 50 30
ダイナミックノイズキャンセル
スピーチエンハンサー
モーションセンサーヒアリング
Bluetooth対応
タップコントロール

パラダイスが故障した際の無料修理保証期間は、90クラスに限り3年、70以下のクラスは2年です。さらに90、70クラスには、補聴器の紛失時に同等品が半額で購入できる特典がついています。

オーデオ パラダイスのクラス別価格表

90 (プレミアム) 70 (アドバンス) 50 (スタンダード) 30 (エッセンシャル)
充電式 (片耳価格) ¥609,006 ¥443,106 ¥322,356 ¥224,706
電池式 (片耳価格) ¥564,900 ¥401,100 ¥285,600 ¥191,100
※充電式は充電器込みの価格です。2022年7月1日より価格変更

実際どう聞こえるの?と思ったら、3か月無料貸出サービスをご利用ください。

この記事では、フォナックが発表した資料をもとに、オーデオ パラダイスのおすすめ機能をご紹介しました。コロナ渦に対応した機能が多く追加されているため、今の時代に求められていた補聴器だと思います。
プロショップ大塚では、皆様にパラダイスの聞こえを体験していただくため、試聴・お貸出用に十分な数の試聴用補聴器をご用意いたしました。
新製品パラダイスも「実際の生活で試せる3カ月の無料貸出サービス」の対象補聴器です。
パラダイスの聞こえが気になった方は、ぜひ3か月の無料貸出サービスをご利用ください。

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